ママ友0、知人0、しがらみ多くて辛くても前向きに生きる理由
- 長男の嫁となって気付いた見えない鎖、息子には同じ思いをさせたくない
- 好きなことして楽しく生きる背中を見せられるママになりたい
- 「長男だから」という言葉は考える力を奪う
- 長男としてではなく一人の人間として納得のいく人生を送ってほしい、だからママが意思をつらぬく
1歳息子、言葉がまだ理解できない分空気感に敏感なのだろう…私が離婚した場合のこと具体的に考えたり、夫に冷たくしてる時に限ってパパに抱っこされに行く。普段何も問題ないときはパパに用はないよママ〜👶🏻❤️なのに。この度に離婚を思い留まる。どう生きるにせよ経済的自立は必須だから前向こう
— なっちゃん@知人0で1歳児ワンオペ (@natsuki_riho) 2017年10月26日
今年3月に引越してきてから、地元に戻りたい、離婚したいと思うことは何度あったことでしょう…
でも子供のことを思うと簡単には逃げ出せないのが現実。
今はママ大好き❤な息子でも、特に男の子はいずれパパの存在が大事になってくることってあるよな…と。
でも、じゃあ父母両方揃ってたらそれだけで子供は幸せなのか、私が我慢すれば良いのかと考えた時に やっぱり親の精神的安定ってすごく大事だよな、特に母親は…とも思います。
たまに、なぜこんな大変な思いをして見知らぬ土地で1人で子育てしてるのだろう?と自分でも現実が嫌になる時があるのですが、離婚しないでこの場所で生きていく意味を自分なりに整理してみました。
長男の嫁となって気付いた見えない鎖、息子には同じ思いをさせたくない
私は、結婚を機に自分の人生の歯車が自分の力だけではコントロールしきれない感覚を感じていました。
仕事も住む場所も大きく変わり、自分の人生なのにいつも主導権がない夫の付属品人生。
価値観の違いなのか、家柄の差なのか、長男が家と仕事を継ぐということが義親にとって人生最大の目的で、結婚式から今まで逆らう余地など無いほどに「長男夫婦が継ぐこと」を言われてきました。
その為、結婚当初から何とか自分の人生の舵取りをしようともがき、知人0の土地への移住(夫の地元)に向けて、いずれ辞めなければならない会社員の仕事を早めに切り上げ、ネイリストへ転職し出来る限りの人生設計をしていました。
詳しくはプロフィールに書いてます。
引っ越しは親のタイミングで突然決まり、乳飲み子を抱え勝手に涙があふれる毎日。
こんなことにならないようにと時間もお金もかけて準備してきたネイリストの道は、「好き」は叶えられても、時間や場所を拘束される生き方だという問題に子どもを産んで気付きました。
夫の付属品として専業主婦にならざるを得ず、経済的自立をしていない状況が さらに自分を苦しめていました。
逃げ出したくても逃げ出せない現実。。
なんでこんなに振り回されてるんだろうと過去の選択を全部否定したくなったりもしました。
でもふと考え方を変えてみると、夫も好きなように生きて来たわけではなく、今の仕事も、突然引っ越して来たのも全て「長男」という期待された役割のためで、長男自身も親や親戚や周りの期待によって見えない鎖につながれ、人生が決められている事に気がついてしまいました。(正確には継ぐ家がある長男はかな。私の兄は自由だから)
夫が見えない鎖に繋がれているからこそ私も苦しいんだけど。
離婚してしまいたい気持ちと、何とか解決策を見出したいと言う気持ちと揺れる毎日でした。
解決策を!と思うのは、私自身男の子を持つ母となり夫と息子の将来が重なる時があったからです。
離婚したら別の悩みが出てくるかもしれない。。。
子供にとっては父も母も必要。。。
どうせ逃げられないのなら、私も楽しく、息子にも笑顔のママでいられる方法を考えようと思いました。
好きなことして楽しく生きる背中を見せられるママになりたい
私が好きを仕事に経済的自立を目指すのは自分の為、子の為。どんな事も子供のためなら我慢できる。同居さえも。でも全部を我慢していたら、いつか子供とぶつかった時「あなたの為に我慢してきたのに!(だから母に逆らうな)」って言葉を言ってしまいそう。だから好きな事を仕事に自分の世界持ってたい
— なっちゃん@知人0で1歳児ワンオペ (@natsuki_riho) 2017年10月26日
夫の家は絶対に世襲制を守る!という姿勢が強く、私の息子も暗黙の了解で継ぐことを期待されています。
世襲制を守ろうとするが故に親の子どもに対する支配が強いと結婚式から感じていました。
仕事や人生に対して親の言うとおりに生きてきたのに、いつもネガティブな父親(←夫のこと)を見て子どもはどう育つだろう。。。
1番最初に生まれた男の子というだけで家を守るためだけに生まれてきたみたいな考えはやめて、一人の人間として自分の人生の選択肢は自分でつかみとっていけるような人になってほしい。
自分の頭で考えて生きていける子になってほしい。
そんな思いから私自身が自分の人生をあきらめずに楽しく生きることで息子に明るい未来を示したいと思いました。
好きな事で稼ぐ人生にチャレンジしようと私は心に誓いました。
夫の跡を継ぐだけが人生じゃないと見せてあげたいのです。
家柄的にも地域的にも長男が跡を継ぐという考えがとても強い環境に息子がのまれないためにも、ママが好きなことしてしっかり生きていく姿を見せておきたい。
そう考えると、違う考えや価値観を持った人として県外から嫁いだ意味があると思うのです。
私自身がすべてを我慢しないで人生を充実させることが息子のためにもなると考えると少し気持ちも楽になりました。
「長男だから」という言葉は考える力を奪う
長男だから、家の仕事を継ぐ。
長男だから、実家の近くに住む、いづれ家を継ぐ。
親の望むように人生の選択をしてきた夫が今どこか苦しんでいるのは、これまで人生の大事な選択をする時、家の運命まで背負っているかのような暗黙の了解を感じながら生きてきたからだと思うのです。
そしてそのような圧力は、「長男だから」という言葉で人生のすべての方向性が決まってしまい、思考ストップ状態を招いていると思うのです。
親の言うことを聞く素直な子であればあるほどそうなってしまうという事を夫を見ていて感じています。
「そんなの逆らえばいいのに、いい年して親の言いなりだなんて」と思っていた私ですが、経済力や力関係で結局は逆らえない現実を見せつけられてしまい、親子関係のカルチャーショックを受けたほどです。
「長男だから」は 自分の子どもには絶対言いたくない言葉です。
だからこそ、わたしが好きなことをして生きていこうと思います。〇〇だから〇〇じゃなきゃだめ!はないよって示したい。
長男としてではなく一人の人間として納得のいく人生を送ってほしい、だからママが意思をつらぬく
子どもは無意識に親を喜ばせるものだと思うし、親のことすごく良く見ているなと感じます。
言葉ではっきり言わなくても空気感だったり、親が強く思っていることを無意識にくみ取ってしまうものなのかなと思います。
地方がいけないわけでも家を継ぐことがいけないわけでもないけれど、自分でそうしたくて決めたという人生を送ってほしいです。
結局は自分で選ぶことが大事なんだから(あたりまえ)。
私の地元よりもはるかに同居率が高く、長男として家を継いでいる人が多い地域なので、‘みんなそうだから’で自分の人生を決めないでほしい。
夫の育った環境と違って母親(私)がこれだけ世襲制を嫌っているので息子はそれを感じ取ってしまうかなとも思いますが、周りの大人が皆同じ価値観でいるよりも、自分で考える良い機会になればと思います。
そのために私はこの見知らぬ土地でしがらみに負けず好きなことをして生きていく、と目標をたてました。
私の人生の充実は息子の人生の充実なんだと、前を向いていきます。