マニキュア(ワンカラー)を奇麗に塗る方法!ネイリスト直伝セルフネイルを奇麗に仕上げるコツ②

前回、美しいネイルの仕上がりにはキューティクルライン(爪の根元)がポイント!ということで、そのファーストステップとして欠かせない甘皮処理の大切さや効果的なやり方についてまとめました。

 

さて、次はネイルポリッシュ(単色)を奇麗に塗るコツについてです!

 

ということでまずは、久しぶりにネイルポリッシュでセルフネイルしてみました。

 

いつもジェルネイルだし人に塗るばかりなので、自分のネイルをオフして1からやってみたんですよね。

 

完成がこちら

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よかったあああ!ちゃんと塗れた!

 

職場にも行けそうなピンクベージュ、ムラになりがちなちょっと難しい色ですが、セルフネイルとしては良い出来でしょう。

 

塗っていて再確認したのは、やはりセルフネイルを美しく仕上げるために意識すべきはキューティクルライン(爪の根元)ということ。

 

表面のツヤはトップコートで簡単に出せるので、そこはお金で解決(と言っても数千円の良いトップコート使う)できますね。

多少の色ムラもトップコートでごまかせます。

 

だからこそ気をつけるべきはキューティクルライン(爪の根元)!

 

5本の指すべてのキューティクルラインをきれいに揃える塗り方を身につければ、ワンランク上のセルフネイルに仕上がりますよ。

 

きれいに塗るコツだけでなく、はみ出したり、色ムラができたり、セルフネイルのめんどくさい部分をカバーしてくれるお勧め商品も紹介しますね。

 

前回の記事はこちら▼

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ネイルポリッシュを奇麗に塗るコツはハケが太いか細いかで変わる

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 まず、ネイルポリッシュはメーカーによってパッケージが違うように、ハケの種類が違います

下の画像左はベースコート不要の8分半で乾くバイナラクスというネイルポリッシュの筆、

画像右はネイルサロンでもセルフネイラーにも大人気のO.P.Iのものです。

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比べてみるとわかる通り、ポリッシュのボトルでハケを広げた時の広がり具合が違いますよね。

 

また、しなり具合も違います。

 

ネイルポリッシュを塗るときは、ハケをポリッシュのボトルに押し当てて、ハケの片面にだけ液が乗った状態で使うのが基本。

これはどんなハケでも共通です。

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そのためハケの形や大きさによってとれるポリッシュ液の量も変わってくるので、持っているネイルポリッシュの筆が太めか細めか、しなりやすいかしなりにくいかによって、塗りやすい方法が変わってきます。

 

わたしのおすすめは断然太めのハケ(O.P.I)

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比べてみるとわかる通り、ハケは太く持ち手も大きめで握りやすいんですよね。

 

そして、ネイルポリッシュは基本的に2回で仕上げることを意識します。

 

なぜかというと、何度も触りすぎるとよれてしまうだけでなく、いつまでたっても乾かないから。

 

固めてしまえばすぐに手を使えるジェルネイルに比べて一番やっかいな部分ですよね。

 

早く塗って早く乾かす、めちゃくちゃ当たり前ですがこれがポイントで、それができるのが太めのハケなんです。

 

セルフネイルでマニキュアを綺麗に塗る方法(OPIなど筆が太い場合)

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ポリッシュ2回で仕上げるために意識すべきは、

①キューティクルラインの統一

②表面のムラ(ツヤ)

この2点です。

それでは、完成イメージを頭に思い浮かべてから塗っていきましょう!

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①1度めは薄く塗る

1度めは爪のどこまで塗るか、特にキューティクルラインをどこまで攻めるか下書きをして決めるイメージです。

また、1度目を薄く塗ることで、表面は乾いているのに中の方が乾いていなくてよれてしまうことも防げます。

そして、キューティクルラインを決めるときのハケの使い方がポイント。

 ポリッシュのハケを扇型に広げることで、キューティクルラインを一発で決めることができます。

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ハケを扇型にした時の丸みを利用して一気にキューティクルラインを決め、さっと下に引く

 

これで爪の2/3はもう塗れてしまうので綺麗に早く仕上がります。

小さい爪ならほぼ一発で塗れてしまうことも▼▼▼

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ハケを扇型にして真ん中をしゅっと塗り、左サイド、右サイドとシンプルに3ステップ。

 

この塗り方ができるのはハケが大きめのネイルポリッシュだからこそ。

 

ハケを程よく扇型にひらくには、キューティクルラインの少し手前から上へスライドしながら広げていきます。

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少しずつ扇型に広げることが出来、キューティクルラインのカーブとハケの開き具合を合わせることができます。

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これはベースコートを塗る時にも使える塗り方で、どの指もハケを扇型に広げて塗ることで根元のラインが統一できる塗り方なんです。

 

1度めを薄く塗ろうとすることで、先端までポリッシュが届かない場合は、先に爪の下半分を塗ってから扇型の塗り方をすればOKです。

 

セルフネイルが美しく見える条件にも書いたように、キューティクルラインが揃っていると本当に奇麗なんですよね。

 

特にこの塗り方は濃い色に最適。

 

濃い色は色ムラよりも爪の形が目立つので、キューティクルライン周りがガタガタしていないだけでよりすっきり見えます。

 

この1度塗りめに全身全霊で向き合えば奇麗なセルフネイルは出来たも同然。

これであなたもワンランク上のセルフネイラ―。

 

②2度めはたっぷりめに

1度めの下書きの上に塗り重ねます。

 

2度めはポリッシュ液の量を少し多めに塗ることでツヤを出し、色ムラをなくす意識で。

 

キューティクルラインは1度めの下書きで決めているのでそこからはみ出さないように注意しながら色をのせていくだけ。

 

爪に塗る前には必ずポリッシュのボトルでハケを綺麗に広げて、片面にだけポリッシュ液がついている状態で塗ってくださいね!

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セルフネイルでマニキュアを綺麗に塗る方法(筆が細い場合)

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では、ハケが細い場合はどうしたらよいか。

 

画像はDiorのハケ(左)とCHANELのハケを(右)を比べたものです。

 

2つとも細さは同じくらいなのですが、CHANELのポリッシュは特にハケが長いですよね。

 

ハケが細く長いと扇型にする塗り方は非常にやりにくいので、端から順に塗っていきます。

 

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1度塗りめのキューティクルラインの決め方は画像のようにラインをなぞるようにしてから先端へ向けてぬっていきます。

 

ハケが細いタイプのポリッシュだと、一度に塗れる範囲が少ないので、ハケにとる量は少し多めがポイント

 

 塗っていく順番も端から順に横へ横へとすすみます。(2度めからムラをなくす意識で)

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ハケが細い分、多めに塗ると言ってもポリッシュ液をとれる分量が少ないので2回で仕上げようとせず、様子を見て数回塗ります

 

ポリッシュを塗る回数が多い分、この塗り方をする場合には速乾性の高いポリッシュに頼るのが一番。

 

私のおすすめはバイナラクス!

ハケは細いですがネイルポリッシュは約8分半で乾くという速乾性に、トップコートは自然光で強度を増していくという優れもの。

バイナラクスに関してはお勧めカラーなどこちらに書いています。

あわせて読みたい▼

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 めんどくさいベースコートはVINYLUXの126番で代用できる

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そうそう、ネイルポリッシュを塗る前ってベースコートちゃんと塗っていますか?

セルフネイルだと飛ばしがちですよね。

 

爪への色素沈着を防いでくれたり、ネイルポリッシュの定着をよくしてくれたり発色を良くしてくれたり、塗るメリットはたくさんあるのですが、ぶっちゃけメンドクサくないですか?

 

正直な気持ち、私もちょうメンドクサイと思いました。

 

そこで今回使ったのが先程から何度も登場しているVINYLUX(バイナラクス)というネイルポリッシュの126番です。

ベースコート機能をあわせ持ち8分半で乾くという速乾性の高いネイルポリッシュなのでそのまま塗れるんですよね。

中でも126番という色はベースとして使っても主張しない色みなんです。

爪のコンシ―ラ―代わりに使えるような色。

 

色が大人しいので(ちょっと白っぽい)ベース代わりにも使えるし、職場が厳しかったり大人しい色で仕上げたい時はこのままトップコートを塗れば完成する、1本あると便利な色です。

 

 

 

今回私のセルフネイルはこのバイナラクス126番をベース代わりに使い、色ムラをなくすために3回塗った後、O.P.Iのネイルラッカー(S86)を塗りました。

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ちなみにOPIのネイルポリッシュ(S86)は、そのままぬると自爪の白い部分が透けてしまいます。

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でもバイナラクスの126番を下地として塗れば色の差をなくしてくれるのでコンシ―ラ―のように使うこともできるんです。

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バイナラクス(126番)を塗った後のOPI(S86)はこんなにもツヤっとぷるんと発色します。

O.P.Iの発色はやはりピカイチですね!

しかも、これは右手(利き手)の親指。

左手で塗ってもつるん!と塗れるのはO.P.Iのハケの塗りやすさと発色の良さだからこそ。

S86はフットネイルにもおススメのヌーディなベージュです。

フットネイルは定番の真っ赤も素敵ですが、濃い色は先端が欠けたり剥げたりしたときに目立つのに対してピンクベージュだととってもお上品。

 

S86は速乾タイプではないですが、体感的に乾くのは早い方です。

 

話がそれましたが、下地として使ったバイナラクスはハケが細めなので先ほど説明したこの塗り方で。

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おすすめトップコートでセルフネイルでもサロン級の仕上がり!

2回ネイルポリッシュを塗ったら最後にトップコートです。

トップコートは少し厚めに塗るのがポイント!

厚めに塗る分、速乾性の高いトップコートに頼るのが一番です。

トップコートはめちゃくちゃ頼りになる存在で、トップコートだけは絶対に高品質のを使った方がいいです。多少の色ムラはツヤで飛ばしてくれますから。

塗り方など細かく書きましたが、結局のところトップコートでかなり挽回できるし決まります。

①セシェ・ヴィート 速乾性トップコート

もうこれは速乾性に関してはめちゃくちゃおススメ。

とにかく乾く、表面がすぐに乾く。

ただぷっくりとした厚みは出ないので耐久性に関しては物足りなさを感じるかもしれません。

 

 

②O.P.I プランピングトップコート

 ジェルのようなぷっくりした厚みとツヤが出るトップコート。

表面に色ムラがあってもある程度カバーしてくれるやつとはこれのこと。

速乾性に特化した商品ではないけれど、体感的にはOPIはどの商品も乾くのが早いかな。

 

 

③バイナラクス ウィークリートップコート

バイナラクスも速乾性に優れたトップコートで、8分半で表面が乾きます

実際に使っていて確かにそんな感じ。

とろっとしているので仕上がりもジェルっぽくなります。

私これすごく好き。

また、自然光にあたることで硬くなって強度が増していくとされている通り爪がカチッとします。

この強度はロングネイルの私はすごく頼もしく感じてます。

注意点として、自然光で硬くなるトップコートは、しばらく使わずに置いておくとドロっとしやすいので他のトップコートに浮気せずに早めに使い切るほうが良いですね。

ボトルも遮光で真っ黒なんです。

筆が細めなので本当にスピード勝負で塗る必要があります。

 

 

④ O.P.I インフィニットシャイン プロステイ グロストップコート

O.P.Iのインフィニットシャインシリーズは、約5分で表面が乾く速乾タイプの新しいネイルポリッシュ。

通常ジェルネイルはLEDやUVライトで固めますが、これはライトのいらないジェルと例えられるほど艶やかに仕上がります。

こちらも自然光にあたることで日に日に強度を増していくタイプ。

速乾性のトップコートは乾くのが早いぶん塗る時もスピード勝負なので、上級者向けのトップコートですが慣れれば快適。

OPIはハケが大きいのでバイナラクスよりも早く塗れる感じ、不器用さんでもうまく仕上がるはずです。

 

 

 こんな時はどうしたらいい?実際によくある質問 

根元(キューティクルライン)にポリッシュがはみ出してうまく取れない

→まず、はみ出した時点ですぐに取るべし。

予め綿棒に除光液を染み込ませておき、すぐに使えるようにしておきます。

もし時間が経ってポリッシュが乾いてしまったら、除光液を染み込ませた綿棒を5秒ほど押し当ててさっとひく。ゴシゴシこするよりも効果的です。

 

新品なのになんだか塗りにくい…どろっとしてる?

→ポリッシュを両手で挟み、手のひらでコロコロ転がし、手の温度で温めつつ撹拌する。

基本的にポリッシュを塗る前は必ずこの動作を。

早く乾かすという意味ではよくネイルポリッシュを冷蔵庫に入れておくとか手を冷やすと言いますが、塗りやすさを考えると体温で温めるくらいの方が伸びがよくなります。

ネイルポリッシュを撹拌する(混ぜる)ためにも塗る前は手のひらでコロコロしてくださいね。

使い続けていたらだんだん塗りにくくなってきた

→ネイルポリッシュは使っているうちに濃度が濃くなってドロっとするので薄め液を数滴たらしてから使うのがおススメです。

当たり前ですが、色も薄くなります。(真っ赤なポリッシュがシースルーのような感じになるなど) 

 

気泡が入ってしまう

トップコートの量が多すぎると気泡ができちゃいます。

多めに乗せる方がつるんと見えて綺麗なのですが、多すぎるとプツプツっと泡のように気泡が入るんですよね。

しかもこれは乾いてから気づく事が多いちょっと厄介な問題。

適量を覚えるのはなかなか難しいですが、トップコートを塗るときもハケをボトルでしごくことでトップコート液の量を調整して適量をつかむ、これしかありません。

この動きはベースコート、ネイルポリッシュ、トップコート全てにおいて基本です▼▼▼

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マニキュアの持ちって1週間くらい?

手の扱い方にもよりますが、マニキュアで1週間くらいもてばよいと思います。

特に先端から取れてくるので、ベースコートからトップコートまで必ずエッジ(先端部分)から塗るようにすると持ちがよくなります。

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1から塗りなおすのが面倒であれば、こまめにトップコートを塗るとよいですよ。

また、バイナラクスは別名ウィークリーポリッシュといって1週間でオフすることを勧めています。

自然光にあたることで日に日に強度を増していくため、オフしずらくなってしまうんですよね。

もちが良いに越したことはありませんが、ネイルポリッシュは道具も少なく気軽に出来るので1週間単位で塗りかえるのもアリですよね。

セルフネイルにおすすめのネイルポリッシュ3選

 シャレドワ

OPIと似ていてポリッシュのフタが縦長で大き目なのでとても握りやすい。

ハケも柔らかくて扇形に開きやすい。

●肌馴染みの良いピンクNo34

 

●大人ベージュ No29

 

シャレドワはさらっとしているので先ほどの大人ベージュ29の上にこの30を重ねると爪が透けません。

O.P.I

シャレドワと同じくフタが大きいので握りやすく、ハケも扇形に開きやすい。

色の種類が豊富で商品の入れ替えスピードがはやいので注意、好きだった色が突然廃番になったりする…。

OPIのトップコートをあわせて使うとツヤも良く長もち。

 ●季節を問わないピンク系マットベージュ

 

●短い爪に映える青みピンク フットネイルにもおすすめ

 

VINALUX

8分半で乾く速乾性のネイルポリッシュでベースコート不要

ネイルカラー自体がベースコート機能を持ち合わせつつ、爪表面に保護膜を作るので色素沈着も起きにくい。

速乾性が素晴らしい分、塗っているそばから乾いていくので上級者向け

自然光に反応して強度を増すトップコートを合わせて使うことが断然おススメ。

 

●ベースコート代わり、コンシ―ラ―のように使える126番

 

●かわいらしいピンク

 

ネイルポリッシュの正しいオフの仕方

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速乾性や高品質のネイルポリッシュ、トップコートを使うとオフするとき取れにくかったりするのでオフの仕方も書いておきますね。

 

まず、オフする時にゴシゴシこするのはNG!

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コットンにリムーバーを染み込ませて爪の上で5秒ほど押し当てて待ちます。

リムーバーをトップコートやネイルポリッシュに染み込ませるようなイメージです。

そして爪の先端に向かって拭き取るように引きます。

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一発で取れるものでもないので、リムーバーを染み込ませて待つ、拭き取るように引くを繰り返します。

ポイントはこすらず待つ。

待てる女になりましょう。

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セルフネイルは道具に頼って楽しく!

いかがでしたか?

主にハケの使い方をまとめましたが、塗りやすいポリッシュや、乾くのが早いトップコートに頼ることでセルフネイルタイムはかなり楽になります。

めんどくさい部分は高品質のポリッシュやトップコートに頼って楽しみましょう!