引き寄せの法則?!マイナス思考が引き寄せた出来事
一人暮らしを始めた大学1年生の秋、突然の訪問者(NHKの集金)に
〝東海テレビも中京テレビも来たことありませんよ(怒)?〟
と本気で追い返したことがあります。本当に知らなくて出た一言でした(恥)。驚きのエピソードを持っています、なっちゃんです^^
今日はそんな私の〝訪問者エピソード〟から学んだ事をまとめてみました。
- 0歳児とふたりぼっち、モヤモヤしているところに突然の訪問者
- いざ待ち合わせ場所へ、正体不明の中年男を〝先生〟と崇める団体
- 異様な雰囲気の中知らない人7.8人に囲まれる
- ピンポンの嵐、次々とやってくるチーム信者たち
- 引き寄せの法則ってある!気持ちを切り替えて前を向こうと決心
0歳児とふたりぼっち、モヤモヤしているところに突然の訪問者
引っ越して数週間、0歳児とふたりぼっちでした。友達もいないし、通っていたベビーマッサージもリトミックも引っ越したばかりではどこでやっているか知らないし、行ける状態でもないし、行くところもなくて。
唯一見つけたぴおちゃんと遊べる場所、子育て支援センターへ行けば駐車場で車をぶつけ、なんかうまくいかない日々でした。
そんな落ち着かない生活の中でも夫の付属品としての行事は容赦なく求められて、本気で逃げ出したいと思っていました。一人だったら確実に離婚レベルな、それくらい価値観や気持ちと合わないことがつまった数週間でした。でも一人でぴおちゃんを守って行く自信もなく、言われたことに従うしかない、逃げ出せない現実にひたすら暗い気持ちで泣いていました。
そんな時、
ピンポーン
インターホンには、子供をおんぶした女性(以下Aさん)が映っていました。
同じ子育て中の女性、私はもともと初対面の人でも気兼ねなく話せる性格なのもあって、30分ほど立ち話をして、最後には携帯番号を交換していました。
というのも、Aさんの訪問目的は、ボランティアで子育ての悩みを聞くというもので、私の話を聞いて、子育てのことを相談できるいい先生がいるから紹介したい!ということでした。約束した日にちに会うため連絡先を交換したという流れです。
名古屋にいる時も保健所から保健士の訪問や地域の民生委員の方の訪問があったので、こちらでも子育て系の訪問があるんだなくらいに思ってました。
Aさんも支援センターの人なんだと勘違いしていたこともあって気を許してしまったのです。(インターホンで支援センターの方ですか?と聞いたけど否定しなかった。今思えば肯定もしてないかも)
Aさんが私に紹介したい〝先生〟というのは、子育ての悩みに限らずとにかく人の悩みを見事に解決してくれる素晴らしい人とのこと。
この時私は、子育ての相談といえば保健士や助産師の肩書きを持つ人と話すことをイメージしていました。
あれよあれよという間に突然の訪問者に気を許し、連絡先まで交換した私。旦那のウちゃんとは喧嘩していたこともあり、このことを話すことはありませんでした。
・悩みがある
・正常な精神状態ではない
・相談できる人がいない
三拍子揃った良いカモが出来上がっていました。
いざ待ち合わせ場所へ、正体不明の中年男を〝先生〟と崇める団体
約束していた日に約束していた場所へ。
玄関先で話した時とは違い、少しピリっとした空気の中、会場へ通され、名前や住所を書き、誰の紹介かを聞かれました。〝誰の紹介〟というのが引っかかりなんとなくこの辺から違和感はありましたが、時すでに遅し。
〝先生〟と言われる方のお話が始まりました。あれ、保健士さんとかいないけど?イメージしていたものとは全く違う雰囲気、でも時すでに遅し。
とりあえず話を聞きました。ぴおちゃんをあやしながらなので、話半分で聞いていましたが、60代くらいかな?中年男性が意気揚々と同じくらいの世代の聴衆に向けて話をしていました。
どうやらその男性がこれまでに人の悩みを聞いてアドバイスしてきた人物のようで、これまで受けた相談にどうアドバイスしたか、を聴衆に向かって話しているよう。
彼の主な主張は以下の通り。
生意気な女はかわいくない、結婚したら嫁ぎ先のいうことは絶対、女は男よりも一歩も二歩もさがった立場をわきまえよ、子供よりも優先すべきは旦那、などなど。この話を聞いて女側が考えや態度を改めて常に旦那様に尽くすことで家族がうまくいき子育てもうまくいく!
……( ˘•ω•˘ ).。oஇ
ここってまだ平成来てなかったかな??と困惑しました。
話し方、言葉のチョイス、考え方どれをとっても私は全く共感できず、不思議な集まりでしたが、それなりの人数(高齢者ばかりだけど)集まっていることが怖かったです。
Aさんに、あの男性はどこで何をしていてどんな活動をされてる人なのか聞いてみるも明確な答えはなし。心理カウンセラーでもなければ住職でもなく、どんな立ち場で人の悩みを聞いているのか不明でした。とにかく私が住んでる地域からかなり遠くに住んでいて(県内ではあるらしい)そこからわざわざお話に来ている人、とだけ言われました。
異様な雰囲気の中知らない人7.8人に囲まれる
〝先生〟の話が終わると、個人的に悩みを相談できるらしく、Aさんはもちろん相談を勧めてきました。そもそも正体も不明な高圧的な中年男性に何かを相談したいと思えるはずもなくはっきりと断りました。
そう、この時私はしっかりしなくては!と正気に戻ったのです。
が、しかしここは相手の陣地。 あらゆる信者がいかに〝先生〟がすごいかを口にし、私を帰しません。
・私は子宮ガンを患っていて子供は無理だと言われていたけれど先生の話を聞くことで子供を授かった!
・離婚調停までしていたけれど先生の話を繰り返し聞きにくることで離婚せずにすんだ私がオススメする!一度でいいから先生に相談してみよう!
・先生の話を何度もきくことで子供の病気が治った(涙)
私やらかしちゃってる〜と思いました。行ってはいけない集まりでした。狭い田舎の世界なので、相談したとしても内容がダダ漏れになることは100も承知でしたが、急いで!先生が帰っちゃうから!とやけに煽られ相談することに。
予想していた通りのことを言われ、冷めた感じが顔に出てしまいましたが、首をかしげる私に対して〝何度も私のところへ通うことでわかってくる〟という〝先生〟の自信満々な言葉でその場は終わりました。
この時の光景は異様なもので、椅子に座った〝先生〟に対して、私の後ろに信者ら7・8人が正座をして話を聞き入ってました。プライバシーのプの字もない。挙げ句の果てにあなたの悩みは有名な某お寺に嫁いだお嫁さんの悩みと似ていると個人情報ダダ漏れ。
私も相談実績としてネタにされることでしょう。とにかく無事に帰ることだけを考えていました。
帰っていく〝先生〟に軽く会釈する私、頭を畳に擦り付けるように丁寧にお辞儀をする信者たち。
私の後ろで先生の話を聞き入っていた信者7.8人がいつの間にかチームのようになっており、私も皆さんに丁寧にお見送りされました。先生の話を何度もききにくることであなたは幸せになれるからと何度も念をおされながら。
ピンポンの嵐、次々とやってくるチーム信者たち
会場へ入る前に住所と名前を書いている私…どうして適当に書かなかったんだよ…
一緒に〝先生〟と私の話を聞いていたチーム信者たちが家に来るようになりました。だいたい似たような格好をした人が同じような時間帯にくることもあって、不在時にインターホンに写っている画像だけでも、何となくチーム信者だとわかります。
午前に1人、午後に別の1人とインターホンに記録が残っていた時に、警察に相談しました。相談記録として警察に記録を残してもらい、次に不必要な訪問があった時には遠慮せず通報するということで対策しました。
警察に相談してから訪問はありませんが、もし次の訪問があれば正気に戻ったしっかりとした私がきっぱりとお断りしたいと思います(スイッチ入ると手強いよ!)
引き寄せの法則ってある!気持ちを切り替えて前を向こうと決心
知らない土地で、初めての子育て。
旦那も心の余裕なく頼れる人がいない。
容赦無く求められる付属品としての行事。
嫌で嫌で仕方のない現実を受け入れられず 逃げ出したくても逃げられない現実。
全てを暗く考えて、絶望的になって、誰か私の愚痴を聞いて!!と思っていたら、引き寄せてしまった不思議な団体。確かに大変な状況ではあるけれど、前を向こうと思えた出来事でした。気持ちの整理って簡単ではなくて、落ち込むこともあるけれど、マイナスはマイナスを呼んでしまう。負の感情やストレスは目に見えなくても、負のエネルギーとして自分や周りに影響を与えるんだと思いました。
逆に前向きな思考やプラスのパワーも目に見えないけれど不思議な力を持っているということ。この出来事がきっかけとなり、下を向いていても仕方ない!と気持ちを切り替え慣れない土地でも前を向くにはどうしたら良いかを考えるようになりました。
そしてもう1つ学んだこと。
何者でもない人のオピニオンは興味ないということ。
オッさんの意見とかどうでもいい!
これは何者でもないわたしが好き勝手書いているブログにも言えることだけれど笑
今は駆け出しなので仕方ない。
それにしても変なの引き寄せたなぁ、と改めて思います。
マイナス思考が長引く場合は要注意!!